2008/03/27

出逢う別れ 青い空の元

/ Dir en grey - 砂上の唄

何かの終わりは何かの始まりである.
別れと出会いもまた同じ,,,

その逆に,始まりは終わりでもある.
出会いも,今までの環境との別れだ,,,

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昨日で今年度のすべての仕事が終わりました.
これからほんのひとときの休息をはさんで,新年度が始まります.

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長かったようで,短かった.

4月,知り合いがあまりいないクラスで焦った.
正直やっていけないと思った.
でも,なんとかなってしまうものなんだね,,,
辛いことも,不愉快なこともたくさんあったけれど,
時間はそんなことに関係なく流れていく.
時の流れが恒久不変のものでよかった,,,

もちろん楽しいこともたくさんあった.
バンドも軌道に乗ったし,後輩とも仲良くなり始めたし.


後に引きずるものなんて何もない.
進んで行くって選択肢はあっても,私には振り返るって選択肢はない.

よく,別れを悲しむ人がいます.
よくというよりは,そういう人の方が多いのかも知れません.

しかし,私はその限りではない.
だって,生きている限り,永遠の別れなどないでしょう?
仮に遠くへ行ってしまって直接会えなくなったとしても,
今の時代通信手段なんていくらでもあるんです.

いや,多分そういうことを言っているのではないんだと思いますが.
おそらく,現状を維持したいってことなんでしょうね,,,
今の状態に満足しているから,それを壊したくない.
ずっとその環境に身を置いておきたい,,,ということでしょう.

幸せなんですね,そういう人たちって.
どんな環境であっても愛着を持てる心がある,
あるいは環境自体に恵まれているのでしょう.
私は,そんな別れを惜しむような環境にいたことがありません.
例えばクラス解散においても,
悲しいなんて思ったことは一度もありません.
そういうとき,私の心にあるのは解放への安堵.

だってそうでしょう?
気に入る人たちとは解散後だって付き合えます.
合わなかった人たちとは縁を切れます.
デメリットなんてどこにもないでしょう?

今まで私を蔑んできたやつら,快く思っていなかったやつら,
そういうやつらとの別れを喜ばずにいられましょうか?
きっと,やつらだって嬉しいはずです.
目障りな私がいなくなってね.

私にとって,組織の解散とはすなわち環境の再構成の準備.
不可抗力でできた枠組みを壊して,
自分の好きに環境を作り直せるチャンスじゃありませんか.

そんな私は不幸な人ですか? あるいは薄情者ですか?

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私にとって終わりとは安心.
けれど,始まりは不安.

現状に満足していたわけじゃない.
でも,新しい環境に身を投じることへの恐怖は振り払えない,,,

確かに今までよりいい環境になる可能性はある.
けれど,同じくらい今までより悪い環境になる可能性もある.

来年度は乗りきれるか,,,

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はいはい。コメントしていこうと思います…。まず…今日一日中家にいてちょっと鬱だということをCO。(笑…)
はい。まずですねぇ…currentさんは、それでいいんだと思いますよ。まぁなんというのだろう?貴方って人の目に敏感なんですよ。だからこそ、なんか普通の人はどうでもいいようなことまで気になったりもする。それが悪いわけではないですけど…。変な勘違いにはご注意くださいよ。(笑)
まぁ分かれることによって、まぁ洗練されていく友人ですね。確かに、そうです。現に貴方や蜂蜜さんは僕はクラスなんか関係なく、お喋りーしたり勉強したり。ですね。でも別れるときって言うのはそうじゃなく、なんだろうね、今まであったいいことしか思い出されないんですよ。あの人とこんなことがあったとか、文化祭のジュース一緒に運んだとか、取りとめもないことがなんか不思議とちょっとぼやけたいい思い出になってる。それもこれも全て、この「クラス」ってまとまりがあったからなのかな?って考えると、集団の解放は逆にそれはかなり強い絆で結ばれてないと風化してしまう気持ちなんです。
同じクラスって言うのはとっても大きなかかわりなんです。だって同じ部屋なんだもん。(笑)見渡して見えない人はいないんです。40人くらいですけど…。会いに行くっていうのは結構大変なんですよ。能動的に動かないと出来ないことだから、でもクラスで縛ってると、能動、受動ではなく集まってくるでしょ?いわば自然に会えるんです。その大切さに気づくのは、別れの時なんです。
あんないい人ともっと喋ればよかったとか
なんで喋んなかったんだろう?とか、
後悔しか出てこない…。つまり、このクラスという単位はいつのまにか当たり前になってるけど、実は非常に短い1年を繋ぎとめてる考えてみるとすごいものなんですよ。
だから皆泣いてしまうんです。

まぁ僕の意見なんですけどね。(ははっ)

匿名 さんのコメント...

いいんじゃないか?
オレも、同じような考えさ。

現状なんて維持できるわけないし、毎日変化するもの。
ただ、この時期は劇的にかわるだけ。


死別するわけじゃないし、悲しむ必要性はオレにもないと思う。


新しいことは恐怖もあるが、今くらいは終わったことに喜んでもいいんじゃないか?

current さんのコメント...

コメthxです.

>エナン氏
はは,暇なときなら学校の自習室に行くと私に会えるかも知れませんよ(笑)
そうですね,確かに私には結構自意識過剰というか,辺に気にしすぎな部分がありますね,気をつけます(苦笑)
なるほど,別れの瞬間の感情ですか,,,どうやらそもそもの個人の感性に差がありそうですね. でも言いたいことはなんとなくわかります. 確かにクラスの拘束力っていうのは大きいです. 悪い意味でない社会的な不可抗力というか,,,与えられためぐり合わせの機会なんですよね. それを大切にすることはいいことだと思います. エナン氏のその周囲の人を大切にできる力は,私にとって尊敬できるものです.

>7th
君とは何かと馬が合っていいですね. 最近も元気なさそうだから心配していたけれど,文面でも読めて嬉しいです.
はい,つかの間の休息を取ることにします. 今くらい安堵に浸っていても罰は当たらないと思うので.

匿名 さんのコメント...

 昔、1年間いじめられつづけていた生徒が3月の終業式の日に麻衣まいに語ってくれました。「これでやっとこのクラスの人と一緒にいなければならない日が終ってホッとした」って。つらいことって早く終ってほしいと思うでしょ?そしてようやく終ったときにホッとするでしょ?
 そうなんです。「終ってホッとする」という気持ちになるのは、やはりいい思い出に恵まれなかったからではないかと思うのです。逆に今まで素晴らしい仲間に恵まれていて楽しい思い出をたくさん作れた人は別れを惜しみ、現在の日々が終ってしまうことを悲しむのが自然な心情ではないでしょうか。
 そう考えるとcurrentさんは4組での1年間に満足できなかったのかなと思ってしまいます。だとしたら可哀想だなぁと思います。そして、ぜひ来年度こそ自分が心の底から満足できる1年を過ごしてほしいなぁと思います。ちなみに、麻衣まいは2007年度の1年間は最高でした。4組でも気持ちよく授業ができましたし、9月からクラスの一員に加わったA君も含めて生徒もみんな親しんでくれました。だから今までの日々が終ってしまった今、とても悲しいし寂しく思います。そして4月を迎えて環境の劇的な変化に耐えられるのかが不安でなりません。4月を迎えるのが不安だという心情はcurrentさんと同じなんですが……。4月が不安だから麻衣まいは今までのままでずっといたいという気持ちになるんですよね。

current さんのコメント...

>麻衣まいさん
コメントありがとうございます. 少しお元気になられたようで安心しました.

そうですね,確かに思ってみれば正直あまりクラスにいい思い出はありません. 個人的にいいところを挙げるなら,合唱祭の伴奏を無事乗り切ったくらいでしょうか. でも体育祭のリレーは一人でトラックを走る羽目になってしまいましたし,文化祭は体調がよくないしでイベントには恵まれていなかった気がします. 普段だって4組は私が馴染める雰囲気でなかったというか,そもそも全然まとまっていなかったというか,特定のグループに分かれてしまっていて結局私はどこにも所属できなかったような気がします. 私の気のせいなのか,実際そうだったのかは分かりませんが. まぁでも,毎年同じようなことを思うので,そもそも私の性格に問題があるのかも知れませんね. 昔から,集団って苦手なんですよね. 人の輪に入れないんです. となると,来年も結局同じなのかなという気がします. 私には耐えるって道しかないんでしょう.

こんなことを言っていいのかわかりませんが,新学期お互い頑張りましょう. 立場は全然違いますが. 時間は止められないんで,仕方ないことと割り切っていきましょう.