2008/02/28

1...

エナン氏が私に対して書いてくださった記事を受けて.
ちょっと考えたいことができた.

今回はその1.

エナン氏に言われたこと.
よく父親に言われること.
かなり似通っていた部分があった.
"手を抜くことも知れ"ということ.

私は普段,何かに取り組むときとりあえずの目標を設定する.
どうせ高く目標を掲げても,こなせないのが分かっているから,低く設定する.
たいていの場合,それでも半分くらいで挫折する.

そう,私は完璧を求めてなんかいないし,できないのも分かっている.
だから,なんでもかんでもガッついて100%にしようなんてことはしていないはず.

けど,,,もしかして,周りからはそう見えるのか?

もし,周りからそう見えるのなら,きっとそうなのだろう.
思っている通りに,自分をコントロールできていない.

分からない,,,

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 その人が完璧を求めているかどうかはちょっとしたことでわかります。特に麻衣まいはこの職業をやっていますからね。
 たとえば毎回実施している確認テストですが、特に去年、入学したばかりの頃のcurrentさんは麻衣まいが答案用紙を返したとき、たとえ10点でも決して喜んではいませんでした。むしろ10点を取れるのが当然という表情でしたね。ですから、麻衣まいが設定した合格最低ラインである7点を取ったときには非常に悔しそうな表情をしていましたね。そのとき思ったのです。『全問正解を目指していたのだな』ということを。
 今年度と昨年度とで採点基準が変わったのは、活用種類・基本形・活用稀有のうち2つ正解した場合に与えられる△がないということです。その関係で合格ラインは5点に引き下げました。それでもcurrentさんは目標を下げるということはしなかったのでは?たぶん5点などという点は許せなかったのだろうと思います。たとえ自分が文系ではないにしてもです。
 ただ、完璧主義そのものは決して悪いことはありません。完璧を期そうとするがゆえに、人は万全を尽くそうとあらゆる努力をするからです。最初から「手を抜こう」「いい加減にやろう」などと考えたら、どんどん堕落するはずです。球技大会でバレーボールとかバスケットボールなどの試合をやるときもそうですよね。勝とうとするから一つ一つのプレーに全力を出すわけです。
 ですから、完ぺき主義そのものは結構なのですが、何かの理由で完璧な結果にならなかった場合の対応に精神的に大人な人と幼稚な人との差が現れます。最も幼稚な人は自暴自棄になってそれ以後は正反対の結果を出すようになります。深く傷ついて立ち直れなくなってしまう人もいます。自分よりも上の人がいると、それがたとえ一人であったてしても『自分はダメだ』と劣等感を持ってしまう人もいます。問題はそこなのではないかと思いますよ。自分の意図していた結果と異なる悪い結果を突きつけられたとき、どう超克するか?ですね。

current さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
current さんのコメント...

コメントありがとうございます.
返信遅くなってすみません.

確かに言われてみれば,確認テストでは10点付近を狙っていたような気もします.根本的に解けない問題は別にしても,ほんの少しの準備やその場での注意が欠けていたことで落とした点があることは許せなかったのです.結構自分の中で,"きちんと勉強していれば取れる問題"と"根本的に取れない問題"をはっきり二分してしまっていたことで,得点の目標が下がらなかったのだと思います."取れない問題"を設定したとしても,"取れる問題は絶対取る"という考え方もある意味完璧主義に近いのかも知れませんね.
純粋に完璧主義によるものかは分かりませんが,実際に自分の能力を上げようと努力してきた動機の大部分は"欠点を少なくしたい"という欲望でした.何か1 つのことをやっていて,自分はうまくできないのに,横で他人ができているのを見るとき,やはり劣等感を感じ,"自分はダメだ"と思います.同時に"他人にできることが自分にできないなんて嫌だ"とも思います.私は自分の能力はそうやってしか伸ばせません.というより,そうやってしか伸ばしてきたことがないのです.こういう考えがなくなったら,私はこれ以上伸びませんから,なくしたくはないんですが,問題はやはり精神のバランスですね.あまりに劣等感よりに精神が傾いてしまうとやはり問題でしょう.麻衣まいさんのおっしゃる通り,そこをどう克服していくかがこれからの課題なんでしょうね.受験期では辛い現実を見ることはより多くなってくるはずですから,しっかり精神を保つ術を見につけないといけませんね.

匿名 さんのコメント...

 そう、しっかりと精神を保つ術……ですね。それが大切なのですが、その場に臨んで保つのはじつに難しいですよね。麻衣まいもじつはそうです。何をするにしてもいつも不安感が絶えずあります。1-4を担当したときは「本当に1年間務まるかな?」と思っていました。2-4を担当した今年度も変わりません。教員としての知識も指導力も他の先生と比べれば遙かに劣るのに、それを直視させられて傷つくことを怖がり、人の評価にすごく敏感になってしまっています。精神的に幼いという点ではcurrentさん以上でしょう。でも、自分にできることを頑張り努力するしか道はないから、こうして頑張っているのですが、『麻衣まいに教わることになってしまった生徒は本当は可哀想なのでは』と思ったりもします。
 確認テストと言えば……currentさん、ごめんなさい。今から謝っておきます。明日きっと衝撃を受けることになるだろうから。今はそれだけを言っておきます。